2012/05/10

「別離」を観てきた

アカデミー外国語映画賞を受賞した「別離」を観てきた。

単館上映作品で、東京都の上映館は渋谷の「Bunkamura ル・シネマ」のみ。

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なかなか面白かったので、ネタバレ含めて以下感想。


別居と娘の親権を争う夫婦。
夫の父はアルツハイマーを患っており、その介護にとある女性を雇うが、
その女性のぞんざいな仕事ぶりに切れた夫は力任せに女性を家から追い出す。
その後、その女性が流産したとの知らせを受け、この女性の夫婦と裁判沙汰になってしまう…。


序盤、子どもの親権を争うところから「クレイマー、クレイマー」のような内容か?と思ったら、もっと複雑で深刻な話だった。

徐々に互いの新事実が判明したりで二転三転する争いは面白かった。
イスラム教の信仰が事件終結の決め手となるのは、イランというお国柄ならではだろう。

そしてこの大人達の争いを悲しく見守る双方の子どもが本当にけなげ。
特に別居中の夫婦の娘は、殺人罪に問われた父親も見放さず、最後まで両親を離婚させまいとする懸命な姿を見せる。
まさに「子はかすがい」だ。

しかし、結局両親は離婚してしまう。
映画のラストは、この娘が家庭裁判所にて両親のどちらを選ぶかを迫られるが、
どちらを選んだかを答えるシーンは見せずに映画は終わる。
哀しい余韻をひっぱったまま終わる、いいラストだった。
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2012/04/28

長浜へ行ってきた

3月下旬、夜行バスで石川県に住む祖父母に会いに行った後、東京に帰る前にどこかに寄って行こうと思い、
これまで行ったことがなかった琵琶湖を見に行くことにした。
しかも道中の移動は全て鈍行列車で。

一日目。
14時、能登半島の穴水駅から「のと鉄道七尾線」に乗車。のどかな電車の旅がスタート。

七尾駅で七尾線に、金沢駅で北陸本線に乗り換える。

電車に揺られながらこの日泊まる場所をどこにしようかと悩んでいた。
福井の敦賀か、琵琶湖そばの長浜まで行くかという二択で迷っていたが、とりあえず敦賀に着いてから決めることに。

19時過ぎ、敦賀に着いてホームから駅の周囲を見渡すが…、うーん、何もない!
フェリーなんかも出てるし大きな港町ってイメージがあったんだけど、駅周辺はそれほど栄えた感じに見受けられなかった。
暗かったので一瞥しただけではなんとも言えないが、とりあえず見えた明かりはビジネスホテルのネオンぐらい。

てことで、もう少し足を延ばすことに。

20時半、長浜到着。

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この日、朝からほとんど何も食べておらず、空腹の限界寸前。
電車の中で調べたところによると、長浜には「焼鯖そうめん」という郷土料理があるようで、
ならば是非それを喰らおう!と調べておいた店へ行ってみるも、この日は既に閉店…。
周囲の店もほとんど閉まっていて通行人もほとんどいない。さすがに来るのが遅すぎたか。

仕方ないので、近場にあった立ち飲み屋風の居酒屋へ入る。

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↑「長濱ホルモー」というお店

近江牛のホルモンを喰らう。甘くてプリプリでメチャウマだった!

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二日目。
お昼には電車に乗らないといけないので(帰りも鈍行!)、観光できる時間は午前のみ。
てことで、朝から長浜の情緒あふれる街並みを探索する。

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この辺りのエリアを「黒壁スクエア」と言うらしく、黒壁1號館の「黒壁ガラス館」を筆頭に、美術館やレストランなど黒塗りの建物が30軒立ち並んでいる。
その中でもガラス体験やガラス工芸の建物が多数を占めており、まさにガラスの街・長浜なのである。

一通り散策した後、駅を渡って琵琶湖側へ。

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↑長浜駅

駅の反対側に出ると、湖沿いに「豊公園」という大きな公園がある。
公園内には豊臣秀吉が築いた長浜城の模擬天守があり、中は博物館となっている。

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城を通り過ぎ、琵琶湖と対面。

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しばし湖のほとりをまったりと散歩。
公園内には桜の木もたくさん。一週間遅ければ開花してたかもしれない。

さて、ゆうべ食べ損ねた焼鯖そうめんでも食べて帰るか!と、
再び黒壁スクエアに戻る。

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↑黒壁8號館 「翼果楼

営業時間前だったけど、店内を覗いたら準備中の店員さんが「どうぞ〜」と入れて下さった。

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↑「焼鯖そうめん」(840円)

そうめんと鯖の組み合わせなんてどんな味か想像付かなかったけど、
食べてみるとそんなに違和感なし。
そうめんに鯖の味がたっぷりしみ込んでいるので、つゆなしで食べられる。
量はそんなに多くなく、おかずの一品という感じで頂くものなのかな?

店を出ると、獅子舞の行事に遭遇。

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そして東京へ。
北陸本線で米原駅へ行き、そこから東海道本線をひたすら乗り継いでいく。
思ったより区間が細かく刻まれていて乗り換えが多かった。
少し区間が長いところでは寝て、あとは酒飲んだりしながら、ひたすら鈍行に揺られる。

帰宅したのは20時前。
実に乗り換え8回、所要時間8時間半を要した帰路だった。
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2012/03/29

最近行ったラーメン屋メモ Vol.8

・「新宿煮干ラーメン凪 ゴールデン街店」(東京・新宿区)

新宿歌舞伎町のゴールデン街に入ってすぐにあるこちら。

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「煮干ラーメン」(750円)を注文。

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自家製のちぢれ太麺に、正方形に切られたネギ、チャーシュー、海苔、「いったんも麺」というワンタンのように薄く広く切られた麺。

そしてインパクト大な煮干しの強烈な香り!
この濃厚スープが太麺とよく合って美味い。
食べ終わった後も口に残るぐらいの煮干し風味、これはタマラン。


・「そうげんラーメン」(長野・中野市)

スノボの帰りに訪れたR292沿いにあるお店。

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↑「塩ラーメン」(670円)にネギ増し(50円)

地鶏の出汁に魚介の風味も混ざったスープ。
中太ちじれ麺に、具はほうれん草、水菜、チャーシュー、メンマ。

あっさりしたスープがたまらない一品だったが、
看板メニューの「地鶏白湯ラーメン」がスープ切れだったのが残念。
次、信州中野IC下りたら再訪しようかな。といっても昼間じゃないと厳しそうだしスノボの時は無理か。


・「めん徳二代目つじ田 飯田橋店」(東京・千代田区)

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つけ麺が有名な店らしいが、寒い中外で待たされたのもあって、ラーメンを注文。

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↑「二代目らーめん」(950円)

チャーシュー2枚、海苔2枚、メンマ、味玉2つにネギが入った魚介と動物系のスープ。
麺が中太のちぢれ麺。

麺や具は美味かったが、スープにあまり特色を感じなかった。
しかも値段が950円とちょい高め。
他のお客が食べていたつけ麺を見て、コスパ的にもつけ麺を注文した方が良かったかな〜なんて思ってしまった。


・「中華そば専門店 こえもん」(東京・日野市)

西八王子にある八王子ラーメンで有名な「吾衛門」の姉妹店が昨年日野にオープン。
「吾衛門」と同じ黄色い看板で、お客もそれなりに。

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↑「ネギラーメン」(650円)

中細ストレートの麺に、ネギ、チャーシュー、メンマ、海苔。
スープの油や濃さ、麺の固さなど、全てバランスが良くて非常に食べやすい。
リーズナブルだし再訪は必至かな。
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2012/03/11

「豆腐フェア」に行ってきた

東京ビッグサイトにて「2012豆腐フェア」なるイベントが3月10日、11日と開催された。
このイベントの事を知った豆腐好きの私は興味をそそられ、友人を誘って行ってみる事にした。

参加したのは一日目の3月10日。生憎の雨模様。
寝坊して友人を大幅に待たせた後、早速会場入り。

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会場内には各都道府県ごとに豆腐を中心とした名産物を試食・販売しているブースがたくさん。

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とりあえず腹も減ってることだし、手近なブースから豆腐やら厚揚げ、ドーナツなど色々買って食べてみた。

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腹ごしらえがすんだら、会場内をぐるっと回る。

豆腐関連企業向けのブースには製造の機械や商談スペースがあったり、
豆腐の手作り体験教室というのもやっている。

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そして、500円で参加できる「全国豆腐試食会」。
全国のさまざまな種類の豆腐を次々に試食するというこのコーナーに参加してみた。

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1時間近く並び、ようやく順番が来る。
最初に置かれた沖縄の木綿豆腐を食べてみる…うん、美味い!
普段近所のスーパーで買うやっすい豆腐とは全くの別モン!

1個目からいきなり感激してしまったが、この後にまだまだ50以上の豆腐がスタンバっている。
次から次へどんどん食べ進んでいかなければならない。

全国各地の絹ごし、木綿、ざる豆腐などを次々に試食。
ヘルシーな豆腐とはいえ途中からだんだん苦しくなり、正直味の違いもよくわからなくなってきたが、
美味いと思った豆腐は押さえるようにしていた。

一応、私が美味いと感じた豆腐は以下の八品。

・沖縄「木綿豆腐(島とうふ)」(1,000g480円)
・熊本「石臼寄せ おぼろ豆腐」(380g420円)
・大阪「夢よせ」(300g315円)
・京都「京豆腐 はんざ」(440g220円)
・東京「舞きぬ」(330g180円)
・千葉「菜の花とうふ(絹)」(400g180円)
・北海道「長沼産ユキホマレ よせ豆腐」(300g350円)
・北海道「てもり昆布寄せ豆腐」(430g336円)

そのうち通販とかで買ってみようかな。


この豆腐フェア、昨年は震災の影響で中止になったそうで、
今年の開催にあたっては「豆腐の力で元気な日本を」というテーマが掲げられ、
東北の各ブースからは豆腐のみならず牛タンや気仙沼ホルモンといった東北名物や日本酒などが販売されており、
会場を賑わせていた。

東日本大震災から今日で丸一年。
亡くなられた方々に哀悼の意を表します。
今なお避難生活を強いられている方々に心よりお見舞い申し上げます。
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2012/02/29

Domestique Bon Voyage

昨日2月28日、今月で解散する東京事変のラストライブを観に、日本武道館へ行ってきた。

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いきなりフルオーケストラを交えての『生きる』、『新しい文明開化』に始まり、最新アルバムまでの選りすぐりの曲に加え、栗山千明に提供した『おいしい季節』、『青春の瞬き』なども披露した、まさに東京事変の集大成といった内容。

そしてオーラスの『透明人間』の演奏後のスクリーンに流れたのは、テレビの砂嵐からスイッチが切れると映像という、
これまでアルバム名にテレビにちなんだタイトルをつけてきた東京事変らしい演出で幕を閉じた。

椎名林檎や東京事変のライブはDVDでしか観たことがなく生で観るのは今回初めてだったが、
各メンバーの演奏テクニックは周知の通りとして、
男性メンバー陣によるパフォーマンス(『アイスクリームの歌』)や、フルオーケストラとのコラボ、椎名林檎のダンスなど、エンターテインメント性に溢れており、
もっと生で観ておきたかった!と、最後の最後になって後悔しちゃうほど楽しいライブだった。

座席は東側2階スタンドの上のほうで、スクリーンも観にくく良席とは言い難かったが、
後から知った話だと、ラストツアーということでチケット当選の倍率がかなり高かったらしく、
参戦できただけでも儲け物と思いたい。

そして本日2月29日閏日をもって東京事変は解散する。
メンバーの皆さん、Bon Voyage!


 SET LIST
01.生きる
02.新しい文明開化
03.今夜はから騒ぎ
04.OSCA
05.FOUL
06.シーズンサヨナラ
07.海底に巣食う男
08.怪ホラーダスト
09.ほんとのところ
10.sa_i_ta
11.能動的三分間
12.修羅場
13.絶対絶命
14.アイスクリームのうた
15.おいしい季節
16.女の子は誰でも
17.御祭騒ぎ
18.天国へようこそ
19.タイムカプセル
20.電波通信
21.閃光少女
22.勝ち戦
23.キラーチューン
24.空が鳴っている
 encore 1
25.某都民
26.群青日和
27.青春の瞬き
 encore 2
28.透明人間
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2012/02/26

最近観たDVDメモ Vol.9

・「ホテル・ルワンダ」(2004年・イギリス/イタリア/南アフリカ共和国)

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション

ルワンダ共和国にて民族間による紛争が勃発。
ホテルの支配人が、罪も無い難民を大量虐殺から救うために自分のホテルに匿い
1,200人もの命を救ったという、「シンドラーのリスト」のアフリカ版のようなお話。
ラストシーンは泣けた…。


・「太陽がいっぱい」(1960年・イタリア/フランス)

太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版

友人を殺してその彼に成りすまし周囲の人々を欺いていくという緊迫感あるストーリーだが、
ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽もあって、どことなくアンニュイな雰囲気を感じさせる。
アラン・ドロンカッコよすぎ。


・「クラークス」(1994年・アメリカ)

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とあるサエないコンビニ店員の店での一日を描く。
ヘンな客ばっかり来店するし、店の前にはヤクを売り捌く男がたむろしてるし、
恋人絡みで悪友と店内をメチャクチャにするほど喧嘩になるわで、とにかく災難続き。

取り立てて大したストーリーもなく、全編モノクロで進行するお話。
ラストシーンを見終わった後、「明日は頑張ろう!」的な気持ちが来るんだか来ないんだか…?


・「リトル・ダンサー」(2000年・イギリス)

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「タンタンの冒険」でタンタンを演じたジェイミー・ベルのデビュー作。

バレエに惹かれた男の子・ビリーが女の子に混じってバレエ教室で一生懸命練習をしプロを目指していく。
最初は反対するもビリーの実力を知ると応援するようになる父と兄との家族愛が描かれている。

父と兄が働く炭鉱のストライキや、ゲイであるビリーの友人との一場面もあったりなど、
ユーモアやシリアスさを交えた心温まる作品だ。


「リトル・ダンサー」のDVDは現在廃盤となっており、ネットオークションで5,250円で買ってしまった(未開封新品)。
最近は観たい作品が色々と立て続けに再販してくれて嬉しい限りだが、
高値で買った以上、この作品はしばらく出ないでくれと願いたい…!
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